ネッドリグ(NED RIG)つかったことありますか??
アメリカ発で日本でもジワジワ広まってきているリグですが、
専用のジグヘッド・ワーム共に、まだまだ日本では販売店が限られ、高価で取引されていたりします。
今回は、ネッドリグ専用のジグヘッドを使えば、ネッドリグ専用のワームをつかわなくても、
ネッドリグができるか??という内容です。
例えば、ネッドリグつかってみたいけど、
専用のジグヘッドとワームを両方買うのは金銭的にキツイな、、、 や
ネッドリグ使っているけど、専用のスティックワームだけでは飽きてきたな、、、
のような方に読んでもらえればと思います。
ちなみに、専用ワームとその他ジグヘッドの組み合わせでネッドリグができるか??は
こちらのページにまとめていますので、良ければ見てみて下さい。
ネッドリグ専用のジグヘッド・ワームとは
専用のジグヘッド

ZMANの FINESSE SHROOMZ NED RIG JIGHEADS や
レインズのNRジグヘッド など
が専用のジグヘッドです。
今回は上記の写真にある FINESSE SHROOMZ NED RIG JIGHEADS 1/5oz
で試してみたいと思います。
専用のワーム

ZMAN の Finesse TRD や
レインズのレインズスワンプNR が
専用ワームです。
アメリカではクロー型など、色々な形の専用ワームが発売されていますが、
日本ではまだまだまだ、スティック型のワームが主流で、
販売店も限られ、また、ネットでプレミアム価格で販売されていたりします。
そういった状況の中で、専用ワームでなくても、高浮力ワームだと
ネッドリグができるのではないか??と思い、いくつかのワームで実験しました。
なぜ高浮力ワームが必要か??
ネッドリグとはボトム(底)で直立するリグです。

高比重ワームをつかえば、ジグヘッドの重心であるヘッド部分が下(底)に
浮力のあるワームが水面に向かって浮力が生じるのでボトムで直立姿勢が保てます。
一方、高浮力以外のワーム(写真はヤマセンコー3インチ)をつかうと

直立せずに、横たわってしまいます。
これでも、おそらく釣れますが、今回のテーマの
ネッドリグ(ボトム直立)姿勢にはなりません。
やはりデッドリグには高浮力ワームはマストになります。
ネッドリグ専用ワーム以外でのネッドリグおすすめワーム
ネッドリグで高浮力ワームが必要なことはわかって頂いたと思いますが、
複数ワームで実験をしました。
ミナモ(ジャッカル)

かなり浮力も高く。問題なく直立しました。
10回投げても恐らく10回直立するほど安定感は高いです。
メリット :ボトム着地時のうねうね感
高浮力からくる直立安定性はかなり高い
デメリット:リブが深く、フックセットが難しい
ネコリグでも同じような姿勢になると思うので新鮮さがない
ベビージャーキーJ(キャスティーク)


そこまで浮力が高くないので、直立することもあれば、横たわることもあります。
恐らく50%ぐらいの直立率になると思います。
メリット :リアルなシルエット
直立・横たわりどちらもあるのでアクセントになる??
デメリット:安定性が低い
ボトムをついばむ小魚をイミテートしたいが、姿勢がやや直立過ぎる
ハドルスイマー エラストマー(イマカツ)


高比重のエラストマー製ですので期待していましたが、直立することもあれば、横たわることもあります。
テールがハドル型ですので、トップが重く回転しやすくなります。
恐らく40%ぐらいの直立率になると思います。
メリット :リアルなシルエット
直立・横たわりどちらもあるのでアクセントになる??
デメリット:安定性が低い ハドルテールはピンテールより安定が難しい
ボトムをついばむ小魚をイミテートしたいが、姿勢がやや直立過ぎる
ノマセギル ノンウエイト(デュオ)

浮力が非常に強く難なくボトムで直立する
10回投げても恐らく10回直立するほど安定感は高いです。
メリット :リアルなシルエット
高浮力からくる直立安定性はかなり高い
デメリット:ガード付のジグヘッドにはセッティングが少し難しい
低水温期で稚ギルがボトムにいるようなシチュエーションでは活躍の予感です。
メタルバイブのようなつかい方がおすすめです。
野良ネズミ(ティムコ)

浮力が非常に強く難なくボトムで直立する
10回投げても恐らく10回直立するほど安定感は高いです。
メリット :高浮力からくる直立安定性はかなり高い
デメリット:ボトムとネズミの相関性が薄い
直立しなかったワーム
へアリーホッグ(イマカツ)

浮力が高くないので、直立はしませんでしたので、ネッドリグとしてはつかえないです。
ただ、横たわっていても、細かい触覚が艶めかしく動き単純にメッチャ釣れそうです。
ゼノバズ(ジャッカル)〈廃盤〉

トップウォーター(バジング)で使用するワームで浮力に期待しましたが、
積極的な浮力はなく、直立はしませんでしたので、ネッドリグとしてはつかえないです。
ヤマセンコー(ゲーリーヤマモト)

フォルムはFinesseTRDやレインズスワンプNRに似ていますが、
ゲーリー素材は高比重ですので当然直立しませんでした。
結論(おすすめランキング)
1位 : ノマセギル ノンウエイト(デュオ)
2位 : ミナモ(ジャッカル)
3位 : ハドルスイマー エラストマー(イマカツ)
個人的には圧倒的にノマセギルノンウエイトがおすすめです。
理由としては、スティックタイプが多いネッドリグ専用ワームと差別化できる点と
浮力が高く、直立する確率が高い点です。
また、冬場のボトムで動けなくなった稚ギルを演出できるので、釣りのイメージもつきやすいです。
今回、ノマセギル ノンウエイトやミナモのように、ネッドリグ専用ワームでなくても、ネッドリグの釣りは可能とわかりました。
皆様もネッドリグ専用ジグヘッドと高浮力ワームで他のアングラーと差別化し、たくさん魚を釣りましょう!!
差別化したネッドリグでたくさん釣れますよ~に!!

↓で ネッドリグ専用ワーム × オフセットジグヘッド を紹介します。
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